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映画「間奏曲はパリで」(2014年・フランス)

イマジカBSで視聴。欧州映画も入ってるから比較的好きなチャンネル。


※★の数は評価というより単純に私の「好き度」です(★5個=満点)。
「間奏曲はパリで」(2014年・フランス)★★★.6

監督:マルク・フィトゥシ

主演:イザベル・ユペール(ブリジット役)
    ジャン=ピエール・ダルッサン(グザヴィエ役)

(あらすじ)※イマジカBSより
ノルマンディで農場を営むブリジットとグザヴィエ夫婦。すでに子供は巣立ち、ふたりきりの穏やかで幸せな日々を送っていた。遊び心を忘れないブリジットは、平凡な日常に変化をもたらそうとさまざまな努力をする。しかしそんな彼女に夫は無関心だった。ある日、隣家のパーティで魅力的なパリジャンのスタンと出会う。彼との楽しい時間がブリジットの心に火をつける。彼女はパリ行きのチケットを手配し、未知なる期待を胸に旅立つ。
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見始めのころは、ブリジットが夫との凡庸な毎日に空虚な思いを抱きはじめていたところに、
スタンが現れて・・・・の分かり易い展開かと思ってたのです。
もしくはおフランス映画らしくもっとひねた内容か?と斜めに思ってたのだけど、
思ったよりクスっと笑わせる部分あり、ちっとアバンチュールはあれど、元の鞘におさまって行くお話で、
あまりひねってはいないし、静かな映画なのだけど、
その過程が(特に夫)面白いなと。
途中まではブリジットが胸の湿疹の治療に行くと嘘ついてパリに行き・・・からの展開はそれほどでもなかったのですが、
個人的には夫のグザヴィエが、妻が治療に行くと聞いた医師は既に引退していることを知って疑念を抱いてパリに向かったあたりから俄然良かった。

夫はブリジットがスウェーデン人歯科医のジェスパー(ミカエル・ニクヴィスト)と、
自分に久しく見せてない笑顔で会話している姿を見てしまい、
地下鉄まで尾行するも、その後地下鉄を降りて一人パリの街をさまようのですね。
(静かな音楽の中、台詞なしなのもまた良い)
そこで見つけた、羊飼いを描いた絵画の前で立ち止まります。
グザヴィエはたまにブリジットのことを「羊飼い」と呼んでいたのですが、
学生時代にブリジットが「私は羊飼いになりたい」と、今時あまり言わない言い回しの「羊飼い」というのに
旦那はやられたらしいのですよねw(彼女の魅力の一部ですが)。
そのこともあってか、絵に彼女を思い出したのかもしれない。
で、グザヴィエはその絵のポストカードを一枚求めるのですが、カードとレシートがその後の伏線に。

グザヴィエはその後、息子が通うサーカス学校にたちより、息子の芸を見せてもらうのですが、
そこで思わず見せたグザヴィエの笑顔と拍手も実にいい。
(それまで心は凹みっぱなしでしたが)

ブリジットはパリでジェスパーと一夜限りのアバンチュールをしてしまいますけど、
始めっからそこからまたあらぬ方向へ・・・・とは考えてなかったのですね。
グザヴィエもまた、脛に傷を持つ男(彼も過ちを犯した過去あり)。
帰ってきた妻を責めもせず、妻がパリに行く前から気にかけてた牛業者とのもめごとも、
電話でキッパリ対応します(はじめっからそうしろよは言いっこなしよ)。
そしてレストランにも連れて行きます(これはランプ肉であってヒレ肉じゃない!と店に切れる夫ですが・笑)。
更に、怪我をした牛になぞらえて自分の心情を吐露する夫。
牛小屋で夫婦は歩み寄ります。

妻のシーンで好きなのは、夫が苦手なインターネットを使って予約してくれた死海旅行の準備をしていた時、
偶然机の引き出しから羊飼いのポストカードとレシートを見つけてしまいます。
レシートの日付は・・・・・
ブリジットは夫がパリに来ていたことをそこで初めて知るのです。
それなのに、自分を責めなかった・・・・・一人流すブリジットの涙(イザベル・ユペールの演技にぐっときます)。

ラストの死海に浮かぶ夫婦のシーンも好きだし(酸いも甘いも乗り越えて、こ~憑き物が落ちた感じ)
要所要所の音楽が素敵な映画だなと思いました。
そしてなにより主演二人がいい(あと、ジェスパー役の ミカエル・ニクヴィストの紳士っぷりな演技も良いぞ・笑)
個人的には夫役のジャン=ピエール・ダルッサンの他の映画も見てみたいですね。

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