2014年12月 の記事一覧

最近観た映画。

映画館とかスカパーとか何本か短期間で見たので、
備忘録的私的感想をば。(★5で満点評価・・・というより単に私の好き度)。


「西遊記 はじまりのはじまり」@映画館(★★★★)

久しぶりの周星馳(チャウ・シンチー)映画。しかも映画館!(喜)。
珍しく星爺が日本で大サービス全開なプロモーションしていてビックリしましたが、
結構エグイシーンもあるので小さなお子様連れはやめた方がいいですよ(笑)。
私は耳から音声も聴きながら見るつもりだったので、はなから字幕版選択したのですが、
吹替えと違って上映回数1日1回(!!)で愕然。
レディースディで鑑賞しましたが、この映画女性受け悪いんかな(まぁそうかもね)、
私行った日6人くらいしかいなかったわ^^;
字幕版だけど、北京語なのがちっとガックシ。でも耳から入り易いのは北京語なんでいいやと、鑑賞。

本作で「柔道一直線」や「Gメン75」の音楽が使われてましたが、
劇中音楽で他も拝借あるだろ?と思ったら案の定、
舒淇(スー・チー)が白い衣装で舞い歌う場面、盧冠廷(ローウェル・ロー)の「一生所愛」という曲だそうで、
粤語版は原曲ままの歌詞だけど、北京語は歌詞がちと違う(参考:百度百科※注意・中国語)
劇中ではどちらの言語も舒淇が歌ってるそうな。
あと斉天大聖(孫悟空)・・・というかこの頃はただの猿野郎かwが呪縛が解けて出現する場面の武侠音楽「闖將令」とか、まだあるようです。

ラスト近辺で「ふっ・・・また如来神掌かw」とか、天残脚(大きな脚出現のやつ)とか安定の周星馳映画っぷりがありながらも(なんのかんの武侠ネタあり)、
近年は割と万人に分かり易い作りかしら?と思いました。
星爺は出てないけれども、それでもやっぱり好きだなー。

孫悟空が元に戻った時の中の人は黄渤(ホアン・ボー)ではなく、葛行于(大陸の俳優さん)という人だそうです。
(しかし今回、大陸俳優さんが多いんでそっち方面疎い私は「誰?」状態でした^^;←あと香港でもめっちゃ最近の人だと同様に・・・・うっ)
それにつけても舒淇のチャーミングなことよ。
どっちかというとファニーフェイスな彼女だけど、演じる中で可愛くかつ美しく&かっこよく見えるのだよね。
この作品ではあますところなく彼女の魅力を引き出してる気がするよ。
昔から好きな女優だけど、改めていい女だなぁ~と思いましたわ。
玄奘役の文章は可愛い感じだったね(初めて知った人だけど)。
でも踊らされる場面とか(笑)、悟る終盤とか演技結構柔軟なのかな。今後も期待。
(猿の黄渤は言うに及ばず、笑わしてもらいましたわー。以前の「チャイニーズ・オデッセイ」における羅家英みたいな位置付に感じました)。
次作は何年後・・・と思ったら「美人魚」でしたね。向こうでは2016年春節頃らしいが・・・・どうなるかな?
(しかし、演じる星爺も見たいねぇやっぱり。次作も出ないと思うけど)。


「奪命金」@chNECO・香港映画(★★★★★)

今頃初鑑賞。当時うちの地域の映画館で上映されたのかも分からない(笑)。
今月NECOで放送されてた杜琪峰(ジョニー・トー)映画(あと年末近くにもう1回くらい放送あるかな?)。
個人的にめっちゃ当たり作品。面白かったわ~香港映画@現代ものの泥臭さやエグさは個人的には好きですし。
お金にまつわる多くの人々の人生模様が交錯する、群像劇。
個人的には何韻詩(デニス・ホー)演じる金融会社の社員パートと、劉青雲(ラウ・チンワン)のパートが好き。
何韻詩のパートはとっても淡々と進んでますけど、営業成績が振るわない彼女がおばさんにハイリスク商品を勧めるとことか、客の殺人事件のドサクサに金をパクるとか、結構ウヘェ・・・・な場面ですよねぇ。
ラウチンのパートの方が後半アニキのぐっさり刺しとか派手なんだけどさ、能面な表情でやっちゃう彼女が怖い。
この映画のラウチン可愛いよラウチン(笑)。

そういえば劉青雲と金融ものといえば、1992年のジェットコースター展開金融ドラマ「大時代」が。
DVD持ってまして、やめられない止まらない状態で一気に見たやつですが、ラウチンは比較的マトモな役だったけど
先輩方(特に鄭少秋<アダム・チェン>)の狂いっぷりな演技がトラウマ一歩手前で凄まじかった・・・・。
劉松仁<ダミアン・ラウ>も悲惨な役でな・・・・鄭少秋も劉松仁も武侠では主役且つ二の線の大スターなのに、
間逆の演技で、一度見たら忘れられない強烈ドラマでしたわ。
このドラマで鄭少秋が演じた役が「丁蟹」という役で、鄭少秋が出演するドラマが始まると香港ハンセン指数が暴落するとかいう(失礼なっ!^^;)妙な都市伝説「丁蟹效應(または秋官效應)」という言葉が・・・ああ・・・・・今も時々使われてるようです。


「シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ」@イマジカ・フランス映画(★★★半)

スカパーで5チャンネルセレクトするパックに加入したんで、イマジカも選んだんだけど、
他の映画チャンネルよりハリウッドもの以外のが多めなんで気に入ってます。
で、そこで放送された本作鑑賞。
ミカエル・ユーン演じる料理人は、知識と技術が豊富というかマニアックレベル故に勤め先のレストランなどで軋轢を生んで解雇されたりの繰り返し。
そんな中、ジャン・レノ演じるラガルドという有名料理人に出会うことにより、人生が別の回転を始めるという映画。
ミカエル演じるボノは子供をお腹に宿した彼女との関係、ラガルドは娘との関係にそれぞれ悩みがあり、
そちらの物語も同時に進んで絡んでいきます。
結構先が読める映画だったんだけど、とても楽しく幸せになれる映画で、何よりテンポがとても良く、
時に切なくなったり、もどかしく思ったり、ホロリともさせられ、見終わった後味がとてもよかったので◎。
分子料理のくだりは苦笑したけどね!(笑)。
ゆるゆる~っと観るのがオススメ。


「居酒屋兆治」@日本映画専門ch(★★★弱)

高倉健さんが亡くなって、特別編成なのかな?土曜日ずっと日本映画専門chが健さん映画をえんえんと放送してくれたので視聴。
タイトルからもっとのんびりした映画かと思いきや、とっても悲しい映画。
幸うす~い役柄の大原麗子さんの美しさを愛でる映画でもあるような^^;
健さんの役柄はリストラが嫌で総務職を辞し、居酒屋のオヤジになってるけど(佐藤慶さん演じる男が職を追いやった)
健さんと麗子さんが想いあってたのに別れ、それお互いに(麗子さんの方がかなり重たい)何かずっと引きずってて揚句不幸展開というのがちょっと解せない。
健さんの役は良い人だけれども、全体通してみると問題に対して立ち向かわずに行ったとも見えるし、
ちょい微妙ではあるかなぁ(でも、健さんの朴訥とした演技は好き)。
ちあきなおみ様がハイテンションな水商売の姉ちゃん役で出てたのが嬉し(笑)。
しかし、舞台函館で私道民だけど、あんな葬式見たことないよ^^;

「あ・うん」@日本映画専門ch(★★★★)

これも健さん映画。
昭和のいい雰囲気出てるなぁと思ったら、向田邦子原作作品^^。
冒頭の引っ越してきた友人の水田一家を驚かせようとする、門倉役の健さんのおちゃめっぷりから楽しい♪
宮本信子さん演じる門倉の妻が、いちいち水田家(特に藤純子さん演じる水田の妻のたみ)に嫉妬と寂しさからかつっかかってくるのはアレだけど、水田家(坂東英二さん演じる仙吉とたみと富田靖子さん演じる娘のさと子)と門倉は家族ぐるみの付き合いをしている様子。
ほのか~な門倉のたみへの想い、不思議な均衡の上に成り立っているので、
ちょっと歯車がズレることで水田と門倉が仲たがいをしてしまったり。
水田の娘のさと子が、特高に睨まれてる帝大生の義彦と想いあっているのを止めようと水田夫妻が思ってた中、
門倉「実らないと分かっていても、人は惚れるんだよ」(自分と照らし合わせてるような)
その想いを断ち切るため、酒の席でわざと水田を怒らせて疎遠になる門倉(なんて阿呆なのっ!)。
さと子との会話で、自分の気持ちものせて話す場面とか印象的(喫茶店とか、ラストんとことか)。
藤純子さんがめっちゃラブリーな演技。
静かでちょっと優雅な音楽もいい映画。ラストにほろり。


「チョコレート・ファイター」@chNECO・タイ映画(★★★★)

タイ・アクション映画っていうとトニー・ジャーぐらいしか見てなかったんだけど、
NECOで放送されたこの映画・・・・・主人公の発達障害を持つ少女・ゼンの役を演じたジージャーが凄過ぎ。
なんというしなやか且つ力強いアクションなのっっ!!
母親のジンが病に倒れ、その治療費がかかることから幼馴染と共に金を貸してる相手に乗り込んでいって金を返してもらうんだけど、その中にはヤバいのもいまして^^;
(というか母親が当時金貸しで組んでた相手が・・・・)
アクションも凄いんだけど、それ以上にゼンが発達障害を持つ少女という役柄をジージャーが見事に演じていたことに注目。アクションだけじゃないってことがこの映画1本で充分に伝わってきて、
NECOで他の作品も放送されてるんで見なくちゃ。
日本ヤクザ役の阿部寛が最初、誰出てるんか事前情報なしで見ちゃったんで阿部ちゃんと気づいてびっくり。
渋い(日本ヤクザの造形がやっぱり変だけど@演出・笑)。←阿部ちゃんはジージャーの父親役。
そんなタイ・アクション界の巨頭、トニー・ジャーとジージャー共演の作品が来年2月公開予定だそうな。
「マッハ!無限大」という安直なタイトルなんだがいいんか?(笑)。




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