2014年11月 の記事一覧

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映画「あばれ丁半」(1970年・日活)

(あらすじ等)※chNECOより

『男の紋章』シリーズで任侠スターの地位を確立した高橋英樹が孤独な博奕打ちに扮し、男の義理人情を体現。
昭和初期の高崎に、全国にその名を知られた島木弥三郎という腕の立つ博奕打ちがいた。
弥三郎は朝倉一家の伊之助を負かすが、逆恨みした伊之助を誤って殺めてしまう。
朝倉に詫びた弥三郎は、伊之助の父・伊作のとりなしで朝倉一家の奉納賭博の胴に座ることになったが、朝倉のシマを狙う赤沢一家の雇った鬼頭と一騎打ちの勝負をすることになってしまう。
博奕に負けたことで鬼頭が自害した責任を感じた弥三郎は、自分に好意を寄せる伊作の娘・由起江を振り切り信州に旅立ったが、由起江と朝倉の息子・庄太郎との婚礼の夜に朝倉が赤沢の刺客に殺されたという悲報を聞き、再び朝倉一家に身を寄せることに。
最後の手段で庄太郎をも殺した赤沢に我慢の限界となった弥三郎は、朝倉一家の駒吉とともに赤沢一家に斬り込む。

(感想等)
NECOで放送されたのを鑑賞。実は朝倉一家の伊之助の妹・由起江役の和泉雅子さん狙いで見始めました(ははは)。
高橋英樹さん演じる島木弥三郎は一匹狼の博奕打ち。
勝負に勝ったのはいいけれど、負けたのを逆恨みした伊之助が弥三郎を襲ってきて、その流れで謝って殺めてしまうことから、話が始まります。
伊之助は当初から朝倉一家の奉納賭博の胴に座ることになってましたが、そのせめてもの詫びにと自分が胴にと申し出た弥三郎。
始めは反対されましたが、伊之助の父のとりなしで胴に座ることになります。

由起江、酒と女と博打に明け暮れた兄を弔ってくれるのが私達親子の他にいるなんて・・・と弥三郎を恨んではいない様子。

朝倉と赤沢一家とは因縁があるらしい。
赤沢一家は鬼頭という男をたてるらしいが、赤沢は鬼頭にいかさまをしろと迫る。
いかさまだけはしないのが身上の鬼頭は怒るが、借金の帳消し等の申し出があり、鬼頭は受けてしまう。
が、鬼頭は負けて自責の念で自害してしまい、
その責任を感じた弥三郎は朝倉の引き留めや好意を寄せていた由起江を振り切って旅立つ。

旅から旅への博奕打ちに戻った弥三郎。
信州小諸にたどり着く。
そこで以前賭場で見かけた氷室(内田良平さん)に再び会う。

朝倉のぼんくら息子^^;庄太郎と由起江との婚礼の儀。
客人を装った男に朝倉が刺殺されてしまう。

駒吉(玉川良一さん)が、雨の中遊郭の二階に見た女に一目惚れする。
その女は鬼頭の娘・勢津(吉行和子さん)だった。
勢津はおもとと名乗る。
駒吉の名乗りが長いww落ち目の朝倉一家の光となるか?

朝倉の訃報をききつけて、弥三郎が一家の元にやってきた。
二代目の庄太郎がふがいないばかりに一家の若い者が去ったり、
赤沢が朝倉を殺したと知りながらも何もできない・・・・。
しかも今年の奉納賭博の胴も決まっていなかった。
伊作(←伊之助・由起江の父)が弥三郎に座ってくれたらなぁと言う。
どうやら赤沢は氷室をたてるようなのだ。

勢津は良くしてくれる駒吉に感激するが、
駒吉が博奕打ちだと知ると、心を閉ざそうとする。
しかし、お互いの身の上を知り、駒吉がいつか勢津を身請けして妻にすると宣言。
駒吉「何言うてんのや阿呆!自分をいじめんとき!お前が汚いいうんやったらワイがどれだけきれいというんや!」
(殺伐とした世界の中で、ここではメロドラマ風。ほろり)。

会合の席で赤沢に胴を持ち回りにと焚きつけられてカッとなった庄太郎が赤沢に刃物を向けてしまう。
その場は伊作が止めて納まったかに見えたが、
口実に朝倉に乗り込もうとした赤沢一家の元に伊作が自分の命と引き換えにこの場は納めてくれと訪ねて死に、
伊作は弥三郎に二代目を男にして下さいと遺言を残していた。
(しかし、あんな肝っ玉が小さいボンクラ二代目をとはハードル高いな^^:)

この期に及んでも甘ったれた弱音を吐く庄太郎を弥三郎は殴りつける。
(結構派手にボコボコに)
殴られてやっと気づいた庄太郎・・・・弥三郎は彼の手にそっと手を重ねた。

高熱を発した勢津のため、更に博打をしようとする駒吉。
弥三郎は駒吉が入れ上げている女郎が鬼頭の娘だと知って驚く。
駒吉にその娘を幸せにしてやって下さいと告げる。

駒吉ぃぃ!だからというてイカサマ賭博かよ^^;
で、やりすぎて逆に赤沢に目ぇつけられ逆イカサマ仕掛けられる。
それに気づいた駒吉はドスで床を刺すと・・・・・
それは弟分だった安(ヤス)だった。
駒吉は赤沢によって二度とサイコロが持てないように左手をつぶされてしまった。

大けがの駒吉に代わって勢津の元へ行った弥三郎だったが、
医者の見立てでも既に手遅れだった。
朦朧とした意識の中で勢津は弥三郎を駒吉と思いこんで手をとり、
駒吉と出会えて幸せだったと息を引き取った(TДT)涙

奉納賭博で弥三郎と氷室が一騎打ちをすることになった
(その前段階の赤沢との会話で氷室はイカサマ札を持ってることが事前に判明)
その布にこすったら札が変わるイカサマ札で氷室は順当に勝つ。
弥三郎はイカサマと気づくがその手口がまだつかめない。

駒吉が氷室とちょいぶつかった時に、氷室のイカサマに使う特殊な紙が落ちた。
氷室は気づかず、駒吉が拾う。
駒吉からそれを受け取って見破った弥三郎はどさくさに紛れ、再び賭場が開く前に布に駒吉に何かを塗らせる。
氷室の手口が封じられ、負けた。氷室は苦笑する。

イカサマを見破られ、だまって見過ごされたのも初めてだと氷室は再び旅の博奕打ちに戻ろうとしている弥三郎に礼を言う。
氷室は、朝倉の二代目を(赤沢にやられぬよう)注視することだと忠告する。

二代目が赤沢に殺された。弥三郎が戻った時には既に時遅し。
(せっかく心を入れ替えたのに若旦那っっ!!)

由起江さん・・・・旦那が亡くなったばかりで心細いのは分かるけど、
好いたことのある弥三郎に一人にしないで!とは^^;
そして単身、自身の決心で赤沢一家に乗り込んでいく弥三郎(駒吉は当て身食らわせて置いてきました)。

赤沢一家を次々と倒し、
途中でやっぱりやってきた駒吉も加勢し(やれたのは一人でしたが^^;)
頭の赤沢をついに倒した。

早く勢津と会いというおましたんやって・・・・駒吉っつぁん!!。・゚・(ノД`)・゚・。

脇腹を負傷した弥三郎が朝倉に戻ると、警察が待ちかまえていた(え・・・・)
連行される弥三郎は由起江に駒吉と勢津を一緒に弔って欲しいと後事を託し、
涙にぬれる由起江は連行される弥三郎の乗る車を見送ったのだった。

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非常な・・・・昭和の代だからか?
お江戸の渡世人の世界(時代劇)だったら仇討ってスッキリエンドなところを、
待ちかまえていたのが警察なんて~^^;
最後の最後まで苦さの残る作品よの。
↑だったら何で警察、朝倉の頭が殺された時にゃ・・・・と思ったけど、流れ者たてたんでしたっけ、赤沢は。

高橋英樹さんの任侠ものは実は初めて見たのですが、おおおお~かっこええ。
時代劇ではどっちかというとスカッ!と明るい桃太郎侍とか信兵衛さんとか好きなんですが、
いやはやこれは硬派。
ガタイもいいので、大きく見えるわぁ。

内田さんの氷室、ただのイカサマ師ではなく、男な部分もあって良かった^^
玉川さんの駒吉がこの殺伐の中で一滴の人情とロマンスを提供。
関西訛りがいい味でございました。
(それにしてもこの映画の吉行和子さん綺麗だったな)。

お目当てだった和泉雅子さんは、ちょっと添え物的役割だったんで、
やっぱりこういう任侠ものは男が主役の場合は添え物なのかなぁ?
現代ものでの活きの良い和泉雅子さんが大好きなんで、
本作ではちょっとその点だけ消化不良でした(笑)。
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映画「東京おにぎり娘」(1961年・大映)

(あらすじ)※日本映画専門chより

若尾文子扮するヒロインが父の経営する閑古鳥の鳴くテーラーをおにぎり屋に改装する人情ドラマ。
中村鴈治郎演じる“大阪生まれの江戸っ子”の父と勝ち気な娘の丁々発止のやりとりが楽しい。
東京・新橋のテーラー「直江」は、店主の鶴吉(中村)の職人気質が高じて潰れる寸前だった。
娘のまり子(若尾)は店を改造しておにぎり屋を始めるが、美人で気風のいいまり子目当てに男性客が殺到する。
まり子は幼なじみの五郎〈川口)が好きなのだが…。

(感想等)
監督は田中重雄監督。あら、前月「秦・始皇帝」見たばかりだわ(こちらの感想はもう一個の時代劇ブログにて)。

はじめはね、この映画タイトルから明るいコメディ調の映画かと予想してたのですよ。
が、見ていくうちにちょっと違うわぁ・・・・と思い、
終わった時には何かが色々と違うわこの映画という気持ちに。

かなりガンコな職人気質のお父さんに中村鴈治郎さん。
お父さんは「テーラー直江」というオーダー紳士服のお店をしているのですが、
頑ななだけに流行を追わずにいたら閑古鳥状態。
娘のまり子(若尾文子さん)とまだ中学生の弟・太郎がいるというのに、
このままではいけないわ!と父を説き伏せてまり子はおにぎり屋を開業します。

それと前後して、まり子に新宿で小料理屋を営んでいるおばのおかめ(沢村貞子さん)から縁談の話がきます。
はじめは渋ったまり子でしたが、相手が幼馴染でちょっと好いていた五郎(川口浩さん)だと知ってぽーっとなります。
しかも、五郎がまり子を嫁さんに欲しいと言っているとおかめ。
おかめと五郎の母・梅子(村田知栄子さん)から話を聞いたまり子の父・鶴吉は長年近所づきあいをしていた梅子と息子の五郎なら・・・・と承諾します。
・・・が、五郎と会ったまり子は、それはおかめと梅子が計画したことで、
五郎はまり子のことを結婚相手と思ってないことが判明。
でも、まだこの時点ではまり子は五郎のことを分かってなかったようで・・・・・

帰り路、まり子は父のところで昔勤めていた村田幸吉(川崎敬三さん)に偶然会います。
彼は独立して「テーラー・ムラタ」の主として既製服を作り繁盛しているようです。
村田は独立に際して鶴吉の機嫌を損ねてしまったようだが(考え方の違い)、
恩返しをしたいと思っているらしい。

で、テーラーを2階に移して1階でおにぎり屋を開店したまり子。
開店早々大入り。これまた近所の三平(ジュリー藤尾さん)らが手伝いをしてくれている。
(ちなみに三平はまり子の騎士(ナイト)気取りw。妹のように可愛がっている)
その資金の出所は村田だった。
それをおかめから聞いた鶴吉は激怒するが、その場に丁度やってきた五郎に連れだされる。

五郎の勤める劇場にいる踊り子・みどり(叶順子さん)のことについて話し始めて鶴吉がハッとする。
鶴吉が別の女との間に生まれた子だった。
みどりは母親が死んで天涯孤独のようである。
半ば無理やり五郎に劇場に連れて行ってもらい、みどりを見た鶴吉はみどりに会い嬉しさの涙で双方和解する。


鶴吉の昔のお得意さんの社長さんが、まり子に好意を持っておにぎり屋に出入りするわ、
(おにぎり屋なのに、このおっさんがいると呑み屋のエロおやじな雰囲気に^^;;;)
もう鶴吉の服は古いと思ってるくせに、まり子に近付くため服をオーダー。
(しかし、三平がヨッパライの客と喧嘩した時のあしらい方といい、まり子がおにぎり屋の素人娘に見えなくなる時があるんですがっっww)

みどりは五郎の仲介で鶴吉の二人過ごす。
それを偶然遠くから見たおかめや梅子にに若い子とできて鼻の下伸ばしていると勘違いされる。

あらあら・・・鶴吉・・・・生地屋に支払うお金をみどりに使っちゃったんかい。
おかめから話を聞いていたまり子に、これは本当のことを話さねば・・・と、
まり子の腹違いの妹・みどりについて話す。
別の日、劇場でみどりを確かめたまり子は、
五郎と会い、結婚してと自分から言うが・・・・・・

ここでまさかのドンデン返し
五郎には好きな人がいて、それがみどりだったのだ。

それにしても五郎もいけずや~
まり子の気持ちさっき知ったばかりなのに、義理の妹のみどりの結婚の承諾を鶴吉から得ようとするなんて。
もちっと間(ま)っていうもんををねぇ^^;
鶴吉も困ってしまう。

まり子は小悪魔なのか?
一見ウブそうで、村田の心までも惑わすとは(笑)。
これが無意識なのがスゴい。
村田の心を知ったまり子は
「あのお金を借りちゃいけなかったわね」としおらしく言って、
村田がそんな気持ちでお貸ししたお金じゃないんですって言うと、
スルっと「じゃいいの?このままお借りして」なんて・・・・
そしてもう一度呑み直しましょと次の瞬間には明るくビールを差し出すあたり・・・・
一歩間違うとすごくビッチに見えるんですが(笑)。
ここらへんでまり子のキャラクターの立ち位置が分からなくなってきた(面白いけどw)。

ヤケ酒で、お店がまだ開店中なのに大声で帰ってくるなり「お酒持ってきてー!」とヘベレケのまり子。
寄ったまま鶴吉をオヤジ呼ばわりし、
三吉にお酒もっといでよ!と怒鳴りながら泣き崩れるまり子(もうしっちゃかめっちゃか!)

どういう経緯で?というか、次の場面では村田にニコニコとして和解の鶴吉。
おかめと梅子が恐縮しまくりで鶴吉にわびを入れにくるんだけど、
まり子が自分のために用意した婚礼衣装をみどりにあげるつもりらしい。
(でも、何か義理の妹とはいえええんか?あんな顛末なのに・・・まり子の真意がわからん。
そんな念のこもったものを^^;。お梅さんも聞いてそのまま受けれるんか?息子の嫁になる人の衣装に)

五郎も五郎だけど、まり子もまり子。
村田となんかもういい雰囲気になりそう?なんですけど(笑)。
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こ~見ていると、だんだん純情娘に見えなくなってきたまり子w
どうしてこうなった。
無自覚のうちに五郎以外の男を惑わしているような。
文たん的小悪魔キャラとしては「あり」なんだけど、この作品のまり子の位置づけとしては
これはどーよと、見終わって困惑。
しかし、あの父にしてあの娘ありと見た方がいいのかなぁ?
でもま、テンポとしてはとっても見易くて軽快で面白かったので、
これでよしと思いましょ♪
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