2014年07月 の記事一覧

映画「不信のとき」(1968年・大映)

浅井義雄:田宮二郎
浅井道子:岡田茉莉子
米倉マチ子:若尾文子
小柳幾造:三島雅夫
マユミ:加賀まりこ
望月千鶴子:岸田今日子

ほか

今井正監督作品
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(感想等)
今井正監督作品って何かみたのあったっけ?と検索したら、
ああ~錦之助さんの「武士道残酷物語」とか「仇討」の人かっ!
と分かったけど、
この作品はそれらとはまた雰囲気が違った、楽しくもオソロシー(笑)ブラックコメディのような作品でした。

ちょっと火遊びのつもりが、女性達がこわいっ!!
田宮さん演じる浅井が、クラブで出会った文たん演じる米倉マチ子の家に通うようになるんだけど、
浅井は所帯持ち。
道子(岡田茉莉子さん)という妻がいる。
マチ子は結婚して欲しいとは言わない、自分で育てる、お金もいらない、迷惑かけないから浅井さんの子供が欲しいと言いだす。
困惑する浅井だが、浅井の妻は子供が産めない身体。
あれよあれよとマチ子に押し切られて、マチ子は妊娠する。

一方、道子と関係が悪くなっているとかそういうことはなく、
家にも帰り、そこでは(一応)いい夫でいる浅井だが、
寝言で言った「子供か・・・・いいなぁ・・・・」という言葉に道子はギョっとする。
(二度目の道子の完璧な奥さんでしょ?の返しに「子供さえ産んでいればな」というのはワザとくさいけど)
これで道子に火がついた模様(女を怒らせると怖いよ~・笑)

それにしてもマチ子、うまいなぁ言葉の駆け引きが。
だんだん浅井がドつぼにはまって、彼女から知らず逃げられなくなってるような気がするw

あと、戸籍謄本のところで道子は日展応募のためと言ってるけど、
これがも~あとあと効いてくるのか(こちらも怖い)
腰を浅井にたたかせて「子供ができるおまじない」「(子供を)あきらめてないわよ」とか。

そんな折、マチ子が実家のある箱根で出産。
仕事で付き合いのある小柳が間をとりもって自分が箱根に招待したことにとアリバイ工作完了。
浅井はマチ子の元へ。
大きめの女の子を無事出産していたマチ子。
なんのかんのいいつつも、子供を見てデレッデレの浅井(鼻の下伸びてますよー♪)
それにしてもマチ子は彼女の弟に浅井のことなんて紹介したんかね?
弟があまりに自然に浅井に接するんで違和感w
箱根に来て、娘に富士子と名づけたかった浅井だが、
いい気分で富士の見えるところに泊ると、朝焼けの富士に畏怖でも感じたのか?
眉間にしわを寄せてサッと浅井はカーテンを閉めた。
そして赤ん坊は結局文子(ふみこ)という名に。
これまたデレッデレでマチ子と赤ん坊と一緒に写真に収まる浅井だが・・・・
(後でトンデモ伏線になるとも知らずっっ・笑)

箱根から帰って妻の道子から子供ができたことを告げられる浅井(・▽・)ノやっぱりな!
内心、心穏やかじゃない浅井に、
子供部屋とお手伝いさんの部屋と・・・応接と・・・・お座敷も拡張しなくちゃ♪と、
増築話を始める道子さん(道子さんは書道教室を主宰しているので、その蓄えもあるようです)。
マチ子もいるのに・・・・お金どうするんかね?浅井さん。
しかし・・・・子ができると女は強し。既に母の顔の道子さん。

顔もなかなか見せなかった浅井も悪いとはいえ、
次は直に家に電話してくるマチ子さん(じわり・・・・じわり・・・・)
最初は迷惑かけないと言っていたはずのマチ子の態度がだんだんと・・・・?
文子の誕生半年のお祝をマチ子宅でしつつ、歓談しているうち、
マチ子がまた働こうかと思うのという話になり、俺も出仕できるといいがなと・・・・
浅井さん、術中にはまってません?

そして、道子も病院で無事(マチ子の子より大きい)男の子を出産。
こっちにもデレッデレの浅井。
寝てない浅井は、誰もいない家に帰らずマチ子の家に直行。
・・・・まではいいんだけどさ、酒かっくらって産まれたんだ「やっぱり男の子はすごい」とか、
マチ子の前でおまいさんは^^;;
そこで一時音信不通になった理由をマチ子は知る。
夫婦で子供ができるのは当然のこととか言いながらも、ちょっと半ギレ気味?

同時間軸の中で、浅井の仕事の付き合いのある小柳(三島さん)の軸も進んでいたのですが、
彼はヌードスタジオで身請けしたマユミ(加賀さん)との間に子ができておりました。
マユミはどーも小柳のことはどうとも思ってなさそなんですが^^;(小柳のことは「おじいちゃん」と呼んでいる)
彼女は今時の奔放な女性という感じで、こちらの方もあぶなっかしい。


マチ子はまたクラブで働きはじめ、マチ子の家に浅井が訪ねたおり、
浅井のグチの中で、浅井家では乳母も(道子の)祖母もいて・・・・と、
マチ子はあなたの子は幸せなのねとヤキモチを
(ま~た浅井氏、口しべらすからぁ^^;)

道子が日展に入選、新聞にも載る。
いろいろなものを持っている道子に、マチ子・・・・嫉妬してるんかなぁ^^;
浅井の会社の会長がマチ子の店の常連と知って、なじる浅井。
浅井は会社の常務をお連れしていたので・・・・マズい。
なんで知らせなかったという浅井にあらそうでしたっけ?としれ~っとしたマチ子(コワい).
急に腹痛を起こした浅井を、着替えさせてタクシーにぶっこみ、自宅へ送らせるマチ子。
で、自宅から道子らが血相をかかえて救急車を呼び、結局入院した浅井だったが・・・・

しかし、道子が書道教室があるからと帰ったとはいえ、
マチ子と子を病院に呼び寄せるなんて懲りない男よのぅ・・・・

病院の付き添い婦に口止めしていたが、
病院にマチ子がかけた電話を道子がとったことから(マチ子は付添婦だと思ってる)
そして、浅井の目の前で道子とマチ子がっ!!!
ついに修羅場か???キタ━(゚∀゚)━!!

子をかかえて急ぎ去るマチ子を
止める道子・・・・そして二人はマチ子の家へ。

やっぱり、浅井がうっかり自分んちのこと話すからー
マチ子さん(子の環境に)嫉妬してたんじゃん。
で、浅井を愛してなかったとか爆弾発言を^^;
(しかし、この舌戦場面、どこまでがほんとだか分からない腹の探り合いがおもしろすぎ)

浅井が退院するときも、電話しても道子はそっけなく、
一人で帰ってくる浅井。
そして今度は道子の口から、爆弾発言。
「あなたに子供ができるはずがないんです」
なんと、道子曰く子供ができない身体なのは道子ではなく浅井だったと。
本当のことを言うと浅井が安心して浮気するんじゃないかと思ってのことだと。
すると子供は誰の子?
問い詰める浅井に、人工授精の話をする道子。
(戸籍謄本と、浅井が口すべらした件がここでーーーー!!!!)
浅井が二度も子供の件を言ったばっかりに道子はAIDを決意したらしいです。

うちひしがれた浅井だが、
子供を見ると、やはり親であることを想う浅井。

なんか、浅井がマチ子と再び会った時のマチ子の口調からするに、
下手すっとマチ子と道子って共闘してないか?とさえ思った私はうがちすぎ?
いやそんなことないか・・・・浅井が妻との子を人工授精だって言われた時のマチ子の顔や、
あのもんのすごい剣幕たるや・・・・・?
マチ子が店を出す軍資金200万円を出せないと知ると、
会社の常務に礼の病院での写真を送りつけるマチ子(!!!!)
怖い・・・・怖すぎる・・・・・ここでも伏線がっっ。

そしてマチ子は姿をくらまして去った。
・・・・・と思ったらクラブで浅井の会社の社長と話してる?(ヤダ~~)

小柳さんの家も、マユミが娘を置いてくらまして修羅場でした^^;

浅井の昔の浮気相手、望月千鶴子(岸田さん)は所帯持ちだが、
千鶴子の子は浅井のらしい・・・・・・(今は幸せそうな望月千鶴子)

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結局、なにがホントでなにがウソなのか、
ミステリー要素も含んだ、とっても面白い作品でした(・▽・)
最後の最後まで、誰の発言が正しいのか、
それとも全部ウソなのか分からないままフェードアウトしてるっていうのも、
ミステリアスで恐怖感倍増!(笑)
久しぶりに最後まで飽きさせない現代もの映画でしたわ~♪




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熊猫屋的<今更懐かしキャプ翼祭り>映画「キャプテン翼 最強の敵!オランダユース」(1995年)

この記事、実は昨年5月に書いてあったのだけど下書き状態にしてましたわ。
今ワールドカップ期間中だから、ぶん投げ公開でもいいよね^^;
懐かしのキャプテン翼の映画版のやつですわ。
しかし、これから準々決勝のリアルなW杯だけど、オランダ様相手にこの映画超展開なんですが(笑)。

またW杯に合わせてまた連載が始まっているようですが、
もう怖くて私は見ることができませぬ・・・・(というかWY編でぶん投げた^^;)
ちょっとキャラの性格付けが迷子な映画だったので、この映画はあんまり・・・・かな。

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