2012年10月 の記事一覧

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

映画「女吸血鬼」(1959年・新東宝) 他





(あらすじ)※日本映画専門chより

橘外男の原作を映画化し、日本における吸血鬼映画の先駆けとなった。
「東海道四谷怪談」でも中川信夫監督とタッグを組んだ天知茂が、天草四郎の遺児の生き血を吸い、何百年も生き永らえる吸血鬼を、ひとりの女性を一途に愛する狂気と執念を漂わせて、クールかつセクシーに怪演する。
伊都子(池内)の誕生会の席で、20年前に失踪したはずの母親が、当時のままの若さで生還するが、その背景には、先祖にまつわる因縁が潜んでいた。

(感想等)
日本初の吸血鬼映画だそうですが・・・・
見ながら「ああっ!この感じは××みたいっ!」と妄想しつつ(笑)

天知さんかっちょ良く熱演しているのに、天知さん@吸血鬼の下僕っていうか一緒にいる連中が、
背の小さなおっさん+ロングな白髪を振り乱す老婆+スキンヘッドの怪力男なのが
「え?これ何のギャグ?吸血鬼ものでしょ?」とか、
↑の台詞は月を見ると吸血鬼に変身なとこでも思わず口から出ると共に、
「オオカミ男かっ!」とツッコミが入り、

伊都子の婚約者の新聞記者は、ヴァン・ヘルシング的な吸血鬼ハンターな役なのかしら?と思ったら、
吸血鬼の地下要塞とか、婚約者@伊都子を助けに行って吸血鬼と戦う雰囲気は、
ラウル@オペラ座の怪人のようだったわ(笑)。
(吸血鬼が惚れたのは、婚約者のかあちゃん@吸血鬼が仕えていた天草四郎の遺児のかつ姫の後裔だったけどねっ!)
ラスト近辺で月の光でやられて吸血鬼は白髪&醜い顔に転じてしまうのですが、
マイノリティーが追いつめられていく様も何かファントム的でのぅ・・・・。

それにしても、吸血鬼撃退アイテムは月の光でなくって十字架よ!!(笑)。


あと、捕らわれて標本みたいにされた伊都子の母・美和子は吸血鬼≒竹中信敬と共に崩れ行く地下要塞と共に滅んでしまうのだけど、
伊都子の婚約者の男・・・・これで天草の(呪われた)血が絶えるから美和子にとってもこれでよかったみたいなこと言ってるのだけど、
・・・・・・伊都子は美和子の娘ですぜ(笑)。

美和子を演じた三原葉子さんが、むっちりとかなり肉感的で、
20年時を経ても変わらないままというのがちと違和感(笑・あんまり娘っぽく見えんもんで^^;
どっちかというとやっぱりマダム)

色々とツッコミどこ満載な映画で(タイトルのような女吸血鬼なんて出なかったし)、
実のところ笑いっぱなしで見ていたのですが、
ええ・・・・こういう阿呆な映画大好きなんで楽しかったです(にんまり)。

-------------------------------------------------
本日のBGMは出たばかりのEテレの「フックブックロー」の新しいCD(・▽・)V

しおりちゃんや傑作の声には癒されるなぁ♪
もくじぃの中尾さんの声は昔から達者だなぁ~と聞き、
ゴージ&ダツジ役の天野っち@キャイ~ンは本職ではないのに、二人の声を完全に演じ分けていて凄いっ!とか、
毎朝見ている番組でもなかなかフルで聴けなかった曲が聴けて嬉しかったわ。

猫のリリックが唄う「ぽこ あ ぽこ」の収録が特に嬉しかった~♪
CVの浦嶋りんこさんの歌声を堪能できるので。
来年の「レ・ミゼラブル」に浦嶋りんこさん、マダム・テナルディエにキャスティングされているのだけど、
是非レミゼ遠征の時は浦嶋りんこさんが出演の時のチケットとりたいですわ
(マダム・テナルディエはトリプルキャストなので)
スポンサーサイト

映画「雪の喪章」(1967年・大映)

(あらすじ)※日本映画専門chより

水芦光子の原作を名匠・三隅研次が映画化した、男女の愛憎の絡む文芸映画。昭和初期から戦中、戦後へと続く激動の時代において、夫の裏切りや自身へと注がれる一途な愛に心揺さぶられながらも、たくましく生き抜いていくヒロインの波乱に富んだ半生を、若尾文子が凛々しく体現する。
金沢の由緒正しい金箔商に嫁いだ妙子(若尾)を、姑も黙認の仲であるという夫の愛人で女中のせい(中村)の懐妊など、次々と苦難が襲いかかる。

キャスト:若尾文子(狭山妙子)/中村玉緒(せい)/福田豊士(狭山国夫)/天知茂(日下群太郎) ほか


大好きな「座頭市血煙り街道」などを監督した、
三隅研次監督作品ですよ(・▽・)
(あと沢山あるけど「眠狂四郎無頼剣」もそうでしたか~。ええ作品多いですの!)

-------------------------------------------------------------

(感想等)

文たんと天知さんを一つの映画で見られるなんて、
なんて私的に美味しい(´ω`*)ぽっ
しかし、ジェットコースターのように次から次へと「雪の日」がからむ、
哀しい映画でした。


それにしても、最後まで見て妙子の本当の気持ちってどうだったんでしょうね?
せいがお腹をさすって懐妊を伺わせるシーンの、ちょっと眉間にぐっときた僅かに険しい妙子の表情とか、
何より怖かったのが、落雪事故でせいの子供が死んだ時の、
遠くからその様子を見ていた妙子が、わずかに口の端を上げてニッとした表情をしていたので、
せいのことを内心警戒というか、自分と夫の前に立ちはだかる疎ましい存在に思ってたのかと思ってたのですが、

一方で狭山の家が火災にあった時は、大阪に一緒にと豊士じゃなく妙子がせいを熱心に引き留めようとしたり、
(自分にはもう夫との子供もいるし・・・・な自信でもあったのか?)
せいが譲られて経営していた金沢の旅館にやっかいになる時も、
ずっと自分が夫に苦しい時も尽くしてきたのだから、そんな心配はもはや無いと思ってたのか?と、
うがった見方をしてしまう私(自重!・笑)

↑な考え方でもしないと、終戦時に再びせいと夫が愛し合っていたのを見た時の妙子の狼狽っぷりが説明つかんもんで・・・・^^;

でも、せいにしろ、女中として下出に出ながらもしっかりと豊士とは別れないは、
子も宿すわ、後年また復活するわで、
したたかですよねぇ^^;
極めつけは、宿は群太郎に買ってもらったとか死の間際に言うとは、
オソロシイ・・・・と感じてしまった熊猫屋です。
(そんなつもりはなかったかもしれんが、妙子への当てつけっぽくも見えちゃったりしてのぅ・・・
群太郎が国夫亡き後に妙子を訪ねてきた時、妙子は「せいさんの執念がこもってるようなこの旅館」とか言ってるあたり、妙子にはそう感じてたんだろうか?)

しかし、文たんと玉緒たんの二人に愛されるとは、
国夫はけしからん!(笑)
(天然な絵に描いたような二代目ぼんぼんの旦那です)

反対に、プラトニックラブを貫いた群太郎が切ないっす( ´Д⊂
せいと国夫の関係にショックを受けて飛び出して 雪の中倒れていた妙子を介抱したのは群太郎
(旦那、隣で妙子が寝てたのにいなくなったのに一番に気づけよ!)
足をすりすりして温めて介抱し(でも妙子の胸元がチラと見えるとハッとするあたり純情・笑)、
旦那のことで苦しんでいた妙子をずっと気にかけて、
心の内をやっと雪の中から救い出した時に告白して、
大阪に一緒に逃げましょう!!!と一大告白。
しかし、国夫が妙子を迎えにきてしまい(タイミング悪い^^;)
目にうっすら浮かべて、なんとも言えない切ない表情でその場を逃げるように立ち去る群太郎
(群太郎さん、この時30歳設定なのになんてプラトニックっ!)

火事で焼失した狭山家の跡地を買い取って金箔屋をはじめちゃったりした群太郎だけど、
あんな愛人作って若奥様を不幸にするような二代目ぼんぼんよりも
若奥様@妙子を幸せにできるのは自分だって思ってたのかしら?
(戦中に妙子と二人きりで会った時)

微妙に群太郎と妙子の心がずれてきて、それが群太郎の想いが成就することはなかったけれども、
その後も会うことはなくとも気にはかけてたんでしょうね。
金屏風進呈の時まで。

そして、「雪の死亡フラグ」が妙子の息子に!と思ったら、
よもや群太郎さんに・・・・・!!!!。・゚・(つД`)・゚・。

それにしても金屏風を届けにきた帰りに倒れて亡くなった群太郎さんの葬式に、
薔薇とかカーネーションとか色とりどりの花を送る様に花屋に注文する妙子。
そりゃ結婚式に使うような花ばかりだと言う花屋の言葉と、
妙子の横の金屏風とあいまって、
妙子の気持ちがちょっと透けて見えるような見えないような、
余韻を感じさせてくれるラストでした。


妙子の真意が見えにくい映画でしたけれども、
なんとな~く、こうだったのかしら?と、
色々と考えさせられる映画でしたわ。
(群太郎さんがせいに旅館を買ってあげたのは、単なる元同僚だからだったんでしょうかね????)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。