武侠&古装

カテゴリ:武侠&古装 の記事一覧

武侠映画「猫頭鷹」(1981年・香港)その2

hukurou.jpg

↑猫頭鷹(フクロウ)つーか猫公子はこんな冗談みたいな風貌でした(笑)
後で大どんでん返しなしょうもない展開あるけどねー

さて、寝かされている大鋼牙にイヤイヤ飛刀を向けようとした小小李であったが、
その時大鋼牙の腹が動き出して突き破り(!!)
出てきたのは猫頭鷹(ほんとの鳥の方)であった。
呆然とする3人。

猫公子がらみで次は妓楼に向かった三人。
そこで唐棠という女性を指名するが、
唐姑娘は沈大侠がすでにとのこと。
3人がそこに行くと、そこには沈勝衣(徐少強)が!!!
彼と唐家にどんな関係が?
すると皿や茶杯をぶん投げる沈勝衣、受ける3人
「好了!」(by沈勝衣)

卓にもうけられていた料理に毒が入ってないか気になって、
スープや菜や茶など双方先に食べさせようとやりとりして、テーブルがぐちゃぐちゃに。
「彼女(唐姑娘)と猫頭鷹の関係は?!」
「そのことか。ならば明日の朝また来い」

沈勝衣に言われた通り、翌日朝にまた訪ねると、
妓楼の前で床掃除をしていた男が振りかえる。
え!?沈勝衣そっくりだけど、前日見た男と雰囲気違ってめっちゃ爽やか(笑)。
(爽やか・・・・・・爽やかな徐少強って!!!!(爆))
正体は「天蠶變」の雲飛揚なのですが、分かり易く言うと、武侠ドラマで徐少強は沈勝衣と雲飛揚、
そのどちらとも主演で演じている
のですよね。
だからオマージュ的なものと思われますw)
その爽やかな雲飛揚はにこやかに唐姑娘の部屋を案内し、さっさと行ってしまう。

そこには鉈のようなものをジョ~リジョ~リと研ぐ女が。
3人が挨拶をすると、女はギロッとにらみいきなり鉈を投げつけてきた!!
唐姑娘「私は18年狂っているわ」
士林「君は猫公子と関係があるのかい?」
唐姑娘「忘れがたき初恋の人~♪」
狂った唐姑娘は、沈勝衣曰く彼女の親族は全員死亡しているらしい。
で、沈勝衣から新たな情報が。
猫公子のオークションが古城で8月15日の1年のうちただ1日だけ開催されるらしい。

街に出た3人をボーガンみたいなものを持った忍者に狙われるが、
花火の光で忍者があぶり出され、3人は例の女装男がこいつなことに気づき、
暗殺者だと知って追う。
すると追った先で、この映画の冒頭にも出てきた白髪で顔を覆った黒ずくめの連中に、
目隠しされた人々が連れて行かれている。
ハッと思った3人は白髪人に変装して古城に入って行く。

大白鯊と中ではぐれてしまった士林と小小李であったが、
二人は猫公子と管家を見つける。
しかし、ここは大白鯊探しを優先と踵を返すが、
一方で大白鯊は敵に見つかってカラクリ壁に追いつめられ、壁が狭まって危機!
二人が間に合って蹴散らす。

猫公子の耳にも3人が潜入してきたことが入り、
忍者の師(倉田保昭さんキター!)を投入!!
手裏剣を投げてきた忍者の師に
士林「倉田保昭だ!!」←おい、本人役かよ(笑)
大白鯊と剣を交え、忍者の師の刀を飛ばすのに成功!(大白鯊の剣、柄みたいなところがサメになってて可愛い)
徒手戦に突入!
忍者の師が上に飛び上がろうとすると、大白鯊が彼の下半身の装束を一気に引き下ろし(!!)
忍者の師がめっちゃ恥ずかしい格好に^^;;小走りに走り去って行った。

京劇人形みたいなもの数体に襲われるとか、他のイベント(笑)に襲われる3人であったが、
宴の会場では、例の妃が特別ゲストとしてそこにいた。
そんな中、会場に3人が転げ落ちてきた!
猫公子「貴様ら、何者だ」

こともあろうに妃は3人と皇帝について
「ああ、貴方達皇上から派遣されてきたのね。猫公子、彼ら殺(や)っちゃって!私はあのジジイの元に帰るのはイヤっ!」
そっちかよ!!!

戦闘開始!なぜかBGMがオールディーズ風の中、踊る様に士林と猫公子がいたり、
猫公子の手下どもがやられると、救急車の音と共に仲間に運び出されて行く。

文字通り、フクロウの如く飛びまわって攻撃する猫公子であったが、
調子のって、3人が宴会場に転がり落ちてきた穴につっこんでしまう(笑)
フラフラになって出てきた猫公子が、顔に手をかける。

フクロウの覆面を取ると、そこには陸小鳳が!(by古龍の武侠キャラ何人目?しかもTVBの1970年代ドラマの陸小鳳の主題歌BGMのオマケ付き)
3人がうそやろ~!と冷やかすと、
陸小鳳が「来い!」と言ってマントを広げて応戦。
士林がマントをつかむと旗ゾロゾロ、大白鯊の時は蛇、小小李の時は剣が箒になった。
同時に陸小鳳も頬が削げるが
陸「問題ない・・・・私の顔は・・・・」
覆面メリメリ再び!(明智先生かよ^^;;)

大白鯊&小小李「誰?」 士林「知らね」
陸「弟の小鳳は知ってて、大鳳は知らんだとぉ!?
(どうやら陸小鳳の兄←オリジナルキャラらしい)
陸大鳳はサーベルを出すが、サーベルの音は影にひそんでいた忍者が出してた(笑)
しかもサーベルすぐ割れるし(蛍光灯かよ!)
徒手戦に突入するが、士林と小小李が陸のマントから剣を出して闘う。
大白鯊もマントに近づくが、陸大鳳が気づいてマントを奪い返し、
手をつっこむも出てきたのはハト・・・ウサギ・・・・そして何も出なくなり、3人ボコにされはじめる。
忍者「公子!私がお助けしますっ!」と飛び降りたところ、
大白鯊が陸大鳳をどついて忍者と重なり、3人も上に乗っかる。
そして士林が忍者を刺して忍者死亡。

それにしても陸大鳳が猫公子と思えない。
と、彼の顔に手をかけると・・・メリメ・・・リ!?
また別の男の顔が。
男はこの映画のために雇われたんだよ~という情けない声。
ええ!?という3人の顔で唐突END

-------------------------------------------------------------
オチがね・・・・酷い香港映画のそれなんで、
それか!それかいっ!!と、夢オチみたいな終わり方に苦笑。
しかしアレだ、香港武侠ドラマファンには美味しいところがありましたね。
各古龍武侠キャラが出ると、ドラマ主題歌をBGMにしてるのもいくつかありましたし、
徐少強オタ的には美味しいのでは?(え?そうでもない?)
姜大衛や衛子雲の武侠スターなアクションもありの、
ラスト以外は笑える箇所が実は色々と散りばめられており、
ゆる~く笑う分にはいいかも・・・・・B級娯楽もの好きならば(いちいち気にする人には向かない)。
映像で見ると結構笑えるんだよね、カオスだけど(笑)。
私、金庸はともかくとして、少なくとも古龍原作武侠ドラマについては古(いにしえ)の香港ドラマの方が今の大陸ものより好きなんですよね(映画もショウブラもの中心に素敵なのあるし)。
笑いつつも、香港武侠ドラマ好きにゆるりと楽しんでほしい映画です(オチめっちゃ酷いけど・笑)
スポンサーサイト

武侠映画「猫頭鷹」(1981年・香港)その1

姜大衛(デビッド・チャン)が監督した映画なのですが・・・・・
久しぶりに凄いおバカ武侠映画見ましたよ(笑)。
製作面子が他に出品人が秦沛(チョン・プイ)、編劇に爾冬陞(イー・トンシン)の兄弟親戚組み合わせとか、
あと曾志偉(エリック・ツァン)がいたりとかですが・・・・で、なんでそれでああなったのかw
↑爾冬陞以外は出演もしてるよ~

で、何が美味しいかというと、古龍の「多情剣客無情剣」の李尋歓だの、「絶代雙驕」の小魚兒、
黄鷹の「沈勝衣傳奇」の沈勝衣に「天蠶變」の雲飛揚など、武侠的オマージュがちりばめられているのですね。
(ただし、壮絶におバカ寄り)。
で、出演者の一人である徐少強(チョイ・シウキョン)ファン的にちょいとだけ美味しいとか、
香港70年代終盤~80年代初めの武侠ドラマファン的にも美味しいというオマケ付き!(後述)。

この映画、タイトルが猫頭鷹、日本語で言うところの「梟(ふくろう)」ですけど、
劇中の首謀者の猫頭鷹こと猫公子という男が、「頭が梟、身体人間」なのですよ。
それが目が丸くて、妙な風体なんで怖く感じない(笑)
で、その猫公子の秘密の館では人身売買を含めたオークションをやっていて、
参加者は猫公子手下の白髪&黒ずくめの手下に目隠しのうえ案内され、城内で目隠しが外され参加するのですね。
(外国人の男を競り落とした女が、男を何て呼ぼうかと「秋仔、發仔・・・あなた發仔ね!、いや秋仔!」みたいなこと言ってた(笑)。
發仔は周潤發(チョウ・ユンファ)で秋仔は鄭少秋(アダム・チェン)だろうね)。
しかし、ある男がオークションに難癖つけて、何が特別なものがあるもんか、皇上第三十六房妃子くらいでなくては!と言いだすの。
その第三十六房妃子というのは、皇帝の一番の寵愛を受けている女性らしいのね。
で、意外と単細胞な猫頭鷹は、それじゃ連れてくるから金用意しろと言い放つのね~。

手下の管家(杜満生)は心配するけど、猫公子は手下の大鋼牙(矯子王)を呼び出して3日以内な事を成すと言うのね。
で、大鋼牙(名前はおっきいけど、小さなおじさんです)はまんまと皇帝の城から第三十六房妃子が入浴中にお風呂の中から足ひっぱって連れ去ることに成功。

大騒ぎの皇帝と丞相以下臣下。しかし臣下は皆奪還の任務に指名されたくないという体たらくで、目をそらす中、
ちょいとタイミングがずれた馮将軍が使命され、イヤイヤする中で皇帝の女二人をつけてもらって行くのだけど、
9か月後、探し出すどこか女二人を孕ませて皇帝の檄凛に^^;;;

皇帝は自分のオウムをとあるところに放つ。
その先には何やら墓参りをしている男が。
オウムが「お前が范侍衛か?」と問うと男は「死んだ」という。
どうやら墓の中の人は父で、男は范士林(姜大衛)という息子らしい。
それを聞いてるんか聞いてないんか、オウムは勝手に妃子奪還を命じ、
「万歳、万歳、万々歳(マンソエ マンソエ マンマンソエ)!」を言わせた後、勝手に木から落ちて死亡(酷い)。

范士林の家は大内密探というか、皇帝つきのエージェントみたいなんだな。
彼が資料をめくる場面・・・・前述の武侠でおなじみの小魚兒や李探花(李尋歓)の絵の中にまじって
霹靂嬌娃(チャーリーズ・エンジェル)や盲大侠(座頭市)の絵がww(時代を感じますわ。BGMは007だし)。
で、小魚兒&李探花をピックアップして、ひとまず彼らの元へ向かいます。

しかし、最初に訪ねた李尋歓は原作等見ても分かる様に肺を病んでるんで、
ゲホゲホと咳をし、身体の調子が・・・・・とぶつくさ言い始めます。
(台詞の中で「古龍や楚原が毒飲ませたり解毒させたりブツブツ・・・」と言ってた(笑)。
古龍は言わずとしれた李尋歓の生みの親、楚原はショウブラの古龍原作関連映画を結構撮ってましたよね)
伝説の大侠なのに・・・・と、うわ~って感じのところの范士林ですが、
そこに李尋歓の弟子の小小李(衛子雲)が現れ、嫌がる弟子に対して師父は、
李家の飛刀を広めるチャーンス!とばかりに言いくるめて行かせます。

次は小魚兒を求めて行きつくところは「悪人村」
そこには「絶代雙驕」でおなじみの十大悪人のなれの果てがくつろいでいた。
濃いメイクのオカマちゃんが屠嬌嬌か(笑)。
で、その後ろから出てきたのは小魚兒・・・・めっちゃ太って動くのもままならなく・・・・・^^;;;
しかし、映画「ジョーズ」のテーマにのって何やら出現!
大白鯊(曾志偉)←名前まんまジョーズは小魚兒の息子らしい。
が、名前に反して心はミニサイズらしく、父親に焚きつけられというか蹴りあげられて
(どさくさに紛れて范士林や小小李にも^^;)イヤイヤ参加させられることに。

で、どうやってその妃を見つけるのさ?と、疑問の小小李や大白鯊に
范士林「黄頁(イエローページ)さ!」

目の前には背丈よりもおっきい箱みたいな黄色の物体が(ちょ・・・・それはwww)
四角い穴が三か所あって、上部に銭を入れ、
下部左の穴に聞きたいことを言い、下部右穴から回答を聴きだす(アナログ仕様)。
黄色い箱から妃の居場所を聞き出すのだった
(そんな酷い^^;;;)
↑このシーン笑えます。

彼らをつけて伺うものあり。忍者(秦沛)だ。
彼は猫公子に報告。
「皇上派の大内密探か」とケッと思う猫頭鷹。

イエローページを元に行くと、醜女がいて、彼女に言われるまま三人は酒楼へ。
そこは先の猫公子配下の忍者の息がかかっている店だった。
知らず三人は行く。
しばらくしてショーが始まり、5人の女が音楽に合わせて出てきて踊るが、
どうも真ん中の女、靴に小刀仕込んで足降りあげて刺そうとするわ、
胸揺らして針山出してうっかり大白鯊が刺されそうになるだの、いかにも怪しい。

すると、酒楼の別の女が階上から「お金もないくせにっ!」っとブチ切れて男を階下に突き落としたのをきっかけに、
酒楼全体がカオスな大乱闘に。
女も強い。
妃を探して彼女を浚った大鋼牙を探しにきたんだけど、ここにはいなさそうだし行くか~
となった三人だったが、
大乱闘のはずみで、あの5人の踊り子の女の真ん中の女が男だとわかり、
はっ!あの女酒楼の前に行った家の女じゃん!ということで、その家に引き返すも、
大鋼牙は瀕死。

士林「小小李よ、小李探花の飛刀の技を天下に名を轟かせているな」
小小李「当然っ!」
士林「君は彼の唯一の自慢の弟子だ(もちあげもちあげ~♪)」
小小李「うん(にやり)」←まんざらでもない
士林「君に今、重要な任務を授けよう」
小小李「お・・・おう」
士林「彼(大鋼牙)の手術をしてくれ」
小小李「あ・・・ああん!!?」

どうなる小小李?→長くなったのでその2に続く

武侠ドラマ「古剣奇譚」(チャンネルNECO放送)視聴完了。

なんのかんのと全50集見てしまった。
武侠ドラマ完遂したの久しぶりだなぁ。
ガッツリ武侠!というより逆のドラマな雰囲気でした(神仙風味と愛が主体?)
オヤジ成分はほぼ皆無に近いので(私が「足りん!」と思ったとこはここか)、
美男美女を愛(め)で・・・・・(笑)。

しかし、武侠ドラマでありがちなストーリー破綻度は低めで、
ちょい糖度が高いドラマでしたが(色々な形の「愛」がありましたねぇ)、
割によくまとまっていた物語だと思う。
ラストがなー・・・・あんなにも~ずーっと!試練につぐ試練に終始した(しかも本人起因ではない)百里屠蘇(主人公)が、
報われる結末かと思いや・・・・・・(絶句)。
ほんの僅かでも奇跡があるかと思ったら・・・・・!!!
「えええっ!そ・・・・・その状態のまま終わるんですか?」で終了
(尻切れトンボの意味ではなく、更なる転換を期待した意味で)。
その後の余韻は視聴者のご想像のままになのかしら。
晴雪のあてどもない旅が実を結ぶかも分からず・・・・・

主人公が過酷な運命に翻弄されながらも、
誰かの為に生きようと成長する姿は主軸としてブレなかったよね。
そういう素直なところが愛される所以で、人も集まってくる。
(彼の成長物語でもあったから、さすがに最期には目から汁が)。

しかし、欧陽少恭(と巽芳)には共感できなかったぞ。
二人の世界に入っちゃって、欧陽少恭はあれだけ己の私欲で犠牲を出しながら、
最後の最後まで自分の世界にひたったままだったでしょ。
「ちょっと待て、おまえそのまま逝くんか?!」と眉間にシワの熊猫屋。
如心に対する仕打ちとか許せんのだがっヽ(*`Д´)ノオノレッ

紫胤真人と陵越はひたすらもーかっちょよかったよねー(笑)。
紫胤真人こと執剣長老はなんというかこ~屠蘇に対する慈愛に満ちてましたよね。
見た目は紫胤めっちゃ美麗だから父子の年齢歳には見えんが(実際は何百年生きてるか知らんがものすごく離れまくっとる)
厳しくも、いざという時は身体はって守ってくれるし、まさに父親のような存在だっただけに、
屠蘇が散ってしまった時はどう感じていたのだろうな。
(最後まで見て第1集の二人の出会いを改めて観ると泣ける)。
紫胤真人と涵素真人こと掌門(NECOの字幕では掌門としか言ってないんで本当の名前何だよ!て調べた^^;)が並ぶと、
紫胤の方が肝が据わって落ち着いていて堂々として見えるから、
時々掌門大丈夫か?と思ってしまった(笑・スマン!でも面白い人だなーって見てたよ。ふふふ)
芙蕖(涵素真人の娘)が次の天墉城の掌門に決まった陵越にお父様より良い掌門になれるわって言ったけど、
思わず笑ってしまったよ(笑)。
大師兄(陵越)はひたすら格好良いな~非の打ちどころないんじゃね?
このタイプが主人公だと完璧超人すぎてアレなんだけど、脇から時々現れては屠蘇を紫胤とは別のベクトルで守ってたしお兄ちゃんだったよね。
実の弟の蘭生とはその後も繋がりがあるようでなにより。

ゲーム派生ものとはいえ、思ったより面白かったです。
(でも今時の大陸武侠ドラマの特殊効果の過剰さにはちょっと見ているとクラクラしてくるのだけどね^^;)
------------------------------------------------------------
糖度高めのもの観た後は、やはしもちっと武侠っぽいの観たいわ。
しかし、今NECOでやってる「天龍八部ー新版ー」は・・・金庸ものの気分ではないしな~

いくら大陸産のこの人原作ドラマでハズレ多すぎとはいえ(おい)
古龍もの好きだし!ということで、
やっと張智堯版の「楚留香新傳」(全38集)観ようかと。
楚留香ものにつきましては結構色々観ていると思うのですが、
割と近年までいくつも作られているのにも関わらず、
映画では狄龍(ティ・ロン)主演のもの、ドラマはなんつっても鄭少秋(アダム・チェン)主演のが至高の熊猫屋
(両方とも1970年代香港だ!・笑)。
張智堯版の前は朱孝天版の楚留香(ドラマ)がありましたが、
現地評価でもその段階で鄭少秋超えたという声が無く(まぁ秋官イメージ凄く高いですものね)、
私の中でも同様だったのですが、雰囲気的には張智堯楚留香、久しぶりにめっちゃ良いんですがっ・・・・!(惚)。
これから少しずつ観ていくわー(やるのは「鬼恋傳奇」から「新月傳奇」あたりか?)。
導演が同じ古龍ものの「大人物」(謝霆鋒・主演)の張敏と知って、ちょっとビクついているのだけど^^;;
(あれは原作未完ものとはいえぶっとんでたよなー)

そういえば古龍ものといえば今大陸で「新萧十一郎」放送してるみたいではないですか。
観てみたいなぁ。

映画「大英雄」(原題:射鵰英雄傳之東成西就 1993年・香港)

廉価でDVD出てたから、懐かしさのあまりに衝動買いしちゃった!
(大好きな映画なのですけどね)。

愛すべき香港おバカ映画。
王家衛(ウォン・カーウァイ)監督が映画「楽園の瑕」(原題:東邪西毒)を製作するも、
全然進まない(いつものことだが)ので、
劉鎮偉(ジェフ・ラウ)監督の下、↑に出演しているキャスト使って、
パパッと作って公開した映画(しかも本元の「楽園の瑕」よりこっちが大ヒットしてしまった)。

私はどっちかというと王家衛は好きではない(あまりに感覚的すぎてどうも・・・・)のですが
(麺をすする張曼玉(マギー・チャン)が良いので「花様年華」だけはちょっとだけ好き(笑)←おい)
この映画は王家衛とは基本的にあんまり関係なく、劉鎮偉テイスト満載。
「黒薔薇対黒薔薇」「サンダードラゴン」「チャイニーズ・オデッセイ」「ゴッド・ギャンブラー賭聖外伝」(←全部邦題)など
好きな監督の一人でもあります。

一応「楽園の瑕」も「大英雄」も大元は金庸原作の武侠小説「射鵰英雄傳」がベースになっていることはいる・・・・んですが(日本語翻訳本があるよ)、
知らなくても全く問題ないというか「大英雄」は特に考慮しなくて無問題でございます。
(逸脱どころの問題ではないので(笑))。


何がいいって、大スターばっかりなんですけど、そろいもそろって阿呆やってくれてることです。
めっちゃはっちゃけてます!!
この映画は、スターの皆さまの愛すべきおバカ演技を愛でる映画でございます

ちなみにメインキャストは

張國榮(レスリー・チャン):黄薬師(東邪)
梁朝偉(トニー・レオン):歐陽鋒(西毒)
梁家輝(レオン・カーファイ):段智興 (南帝)
張學友(ジャッキー・チュン):洪七公(北丐)
林青霞(ブリジット・リン):三公主
劉嘉玲(カリーナ・ラウ):周伯通←原作だと本来ジジイな役を彼女が・・・・(笑)
鍾鎮濤(ケニー・ビー):王重陽
葉玉卿(ヴェロニカ・イップ):金輪國王妃
張曼玉(マギー・チャン):金輪國國師
王祖賢(ジョイ・ウォン):小師妹

・・・・・・今やありえない豪華キャスト。

それにしても日本語字幕見ながら見てるのだけど、東邪・西毒・南帝までそのまんまなのに、
北丐を「北貧者」と訳してるのを見て茶吹いた。
そこはある種呼び名なんだからそのまんま表記してっ!!!(笑)

みんな身体はってバカやってます。
しかもかなーりノリノリで。
特にレオン・カーファイとトニーさんのはっちゃけっぷりは今見てもスゲーな。
女優ではヴェロニカとカリーナあたりとか(カリーナなんて女捨てとる(T▽T))。
トニーさんは久しくこういう演技見てないから、たまにはコメディもやってくれっ!(希望)
「楽園の瑕」ではみんな抑えたような演技なのが、
この映画ではその抑圧分が爆発したかのような、オーバーアクション気味の別ベクトルでの大熱演。

しっかし、「666」の運命の相手が黄薬師な段智興ww
「我愛你(んご・ごい・ねい)」@広東語 と3回相手から言ってもらえたら仙人になれるってんで、
黄薬師に「我愛你と言ってくれっ!」と迫る
(レスリーに迫るカーファイの図がシュールで笑える・爆)
そして、段智興が自分との婚約を解約したのは同性愛者だったからなのねと思いこむ三公主^^;

あーもーやめてーーーー!!!
何度見てもその直後のレオン・カーファイ酷過ぎるんだけどっ!!
レスリーじゃなくてもうなされるぅ~!!!(爆笑)

何度見ても腹筋崩壊の本作、
改めて見てもやっぱり好きだわ。
なんでもありの頃の香港映画の熱さと勢いを久しぶりに堪能。
笑い倒して、すっきりです!

武侠映画「楚留香之弾指神功」(1982年・台湾)

めちゃくちゃ久しぶりに武侠映画堪能(・▽・)
古龍の楚留香もので、映画では狄龍(ティ・ロン)やら鄭少秋(アダム・チェン)やら、
お笑い系では郭富城(アーロン・クォック)の「笑侠楚留香」なんつーのもありましたが、
これは楚留香を孟飛が演じているものです。

この映画、特筆事項がキャスト表見て「ええええええっ!!!」となったのが
1979年香港・無線電視(TVB)で鄭少秋が楚留香を演じて人気を博したテレビ版と、
キャストがめっちゃかぶっていることです。
台湾では1982年くらいだっけ?そのTVB版が放送されて、当時視聴率70%超え、
放送時間には街から人が消えたと言われたくらいの社会現象だったらしいのですが、
(その後、鄭少秋以外のキャストは違うんだけど台湾でもテレビ版の楚留香が作られました)
そのTVB版とキャストかぶりまくりなんです(笑)。

ざっと見ただけでも
蘇蓉蓉(趙雅芝)・胡鐡花(呉孟達)・李紅袖(高妙思)・宋甜児(廖安麗)
姫冰雁(夏雨)・無花(關聰)と、
TVBでメインレギュラーだった人達がこんなにこの映画に。
※当然ながらカッコ内が役者名です。

ただ、中原一点紅はこの映画では姜大偉(ジョン・チャン)が出てますね。

ほんとさ、毎度武侠もんにおける日本人の扱いたるやいっつも笑えるんだけど、
何で忍者が白昼堂々と隠れる場所も無いような草原で襲いかかってくるんかね(笑)。
そもそも根本的に中原まで渡ってこないんだけどさ、
毎度毎度ほんとわらかしてくれてこっちの腹筋がもたんよ!(爆)。
本作も序盤で黒づくめ集団が楚留香を襲ってくるんだけど、
さすがに直後に出てきた全身ゴールドには言葉を失いましたわ(めっちゃピカピカ)。

なんやら倭寇で江南方向が荒されてっから、時の明(ミン)は武侠界から精鋭集めてやってやるぞと息まいたら、
扶桑(日本)の穿月群主(もう名前がどこの国の人か分からないし、格好もどこの国の人?(笑))
が貢物を携えてやってきたと。

その穿月群主(女性です)が浚われたんだけど、
その時の技が「弾指神功」?ということで、楚留香が犯人じゃね?と嫌疑をかけられてしまいます。

しかし何だ、孟飛の香帥がなかなか出てこない(行方不明)ため、
周囲の三人娘や友人たちの出番が多く
まるでTVBの楚留香見ているような錯覚に。
姫冰雁はいい兄ちゃんだし、胡鐡花はあいかわらず酒とお友達だw
(しかし、呉孟達はこの時代といい、周星馳映画で再び日の目を見るようになって以後も変わらないなぁ^^)

時間内に楚留香が現われなかったら命捕られそうでやばかった李紅袖と宋甜児。
(その間、蘇蓉蓉が探しておりました)。
間一髪のところで、穿月群主(あれ?その前に無花といたのに)と共に楚留香が現れて・・・・
え~と・・・・・中文字幕が読みづらかったのもあるんだけど、
私が中文字幕久しぶりなせいもあったんだけど(・・・・・と思いたい)
あれ?あれれ?起承転結がなってないんだけどこの映画何??
楚留香(出番思ったより少なし)が決着つけてないまんま終わっちゃったんですけど(呆然)。

そのせいで、まるでスーパー戦隊シリーズのようなカラー忍者集団に目がいって爆笑がっ!
扶桑との戦いがメインだったんでしょうかね?
にしても何がどうなってどう向かったのか全く読めず・・・・・戦いも途中できり変わって
前場面の切りとりリピートみたいなのがいくつかつながって終了というような謎映画・・・・・
ああ~見てよかったんだろうかこれ?( ̄ω ̄;)
久しぶりに酷い映画観た^^;
mengfei.jpg←孟飛の香帥(お顔はかっこいい系というより可愛い系か?動きは良いのに、もっと見せ場を・・・・泣)

どんなB級でもC級映画でもいいから、せめて話を完結させてもらいたいです(笑)
テレビシリーズのレギューラーを再び大量に見られたのが救いだと・・・・思いたい(涙)